BTS「ジョングク」の「裏広告(ステマ)」疑惑について、韓国公取の関係者が「裏広告とは言い難い」との見解を示しています。
「ジョングク」は最近、実兄が手掛けるファッションブランドの服を着用。その写真をBTS公式SNSにアップしていました。
これについて、「経済的利害関係を公開しなかったため、ステマに当たるのではないか」との声があがることに。
公正取引委員会には1日、「BTSは韓国を代表するトップグループだ。ファンに購買や使用を勧めなくても、SNSに服の写真を掲載し、露出するだけでも想像できない売上収益をもたらす」「裏広告疑惑を綿密に調査し、厳正な措置を求める」という通報が寄せられたといいます。
この件について、公正取引委員会の関係者は韓国経済に「今まで公開された内容だけを見ると、ジョングクの行動は『裏広告』とは言い難いようだ」と述べました。
関係者は「裏広告で最も重要なのは『欺瞞性』があるかどうかだ。具体的な事実関係によって変わることもあるが、言及自体がなかったとしたら欺瞞性が認められるのは大変そうに見える」と説明。
また、裏広告の判断基準である「消費者を誤認させたり、公正な取引を阻害した」という部分についても、「単純に着用しただけで、この部分に違反したとは見えない」と述べています。
ジョングクは9月、実兄が設立したアパレル企業「シックスガイズ」の取締役を辞任。その理由については伝えられていません。
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